2022年7月
- 2022年7月10日
- 2022年7月10日
6月の雇用統計は予想外に堅調。
8日に注目されていた6月の雇用統計が発表されました。内容としては予想外に強い数字であり、依然として米国の労働市場は堅調であることが確認されました。最近は景気減速を示す指標が多くなってきましたが、雇用統計ではその兆候はあまり見ることができませんでした。そのためFRBは今後も金融引き締めを強力に進める可能性が高くなったといっていいと思われます。というわけで今日は月の雇用統計についてみていきたいとおもい […]
- 2022年7月9日
- 2022年7月9日
新規失業保険申請件数は予想外に増加する
米国経済の過熱感は徐々に落ち着いてきたのかもしれません。今週の新規の失業保険申請件数は予想に反して増加し、労働市場の過熱感は和らいできた感があります。急速に引き上げられた政策金利により異常に過熱した米国経済はようやく落ち着きそうな感じがしてきました。そういうわけで今日は今週の米国新規失業保険申請件数についてみていきます。 新規失業保険申請件数は予想外に増加する 先日発表された今週の米国の新規の失業 […]
- 2022年7月8日
- 2022年7月8日
6月のFOMC議事録が公開される
7日に6月に行われたFOMC議事録が公開されました。内容としてはインフレに対する厳しい見方がされており、今後も強い姿勢で臨んでいくことを示唆するものであったと思います。ただ、そのリスクについてもきちんと考慮されており、状況によっては柔軟に対応するであろうことはうかがえたのではないのかなと思います。そういうわけで今日は先日公開されたFOMC議事録についてみていきます。 6月のFOMC議事録が公開され […]
- 2022年7月7日
- 2022年7月7日
悲観論ばかりの米国株式の楽観論を見てみる
最近は米国株について非常に弱気な見方が支配的になっています。しかし、そんな中でも明るい可能性について見解を述べる人もちらほらいます。個人的にはまだまだ順調な景気回復というのは先だと思いますが、そういった可能性についてもしっかり見ておく必要はあると思います。そういうわけで今日は今後の米国株式市場の見通しについて考えてみます。 9月にはFRBの姿勢が変化する? 先日、Bloombergの記事に今後のF […]
- 2022年7月6日
- 2022年7月6日
ドル円の適正価格は90円?
日米の金利差もあり、為替は日々円安に動いています。現状米国は利上げをハイペースで行っており、日本は全く金利を上げないという状態が続いています。なので円安ドル高になるのは当たり前といえば当たり前です。しかし、この数値というのは市場が円とドルの力関係を適正に判断したものではなく、金融当局が協力に介入した結果であることは言うまでもありません。であれば、適正価格はいくらになるのでしょうか。それを示したニュ […]
- 2022年7月5日
- 2022年7月5日
米国株式市場がついに弱気相場入り
米国経済は深刻さを日に日に増してきていますが、先週、S&P500が今年の最高値から20%下落し、弱気相場に入ったことがニュースになっていました。いつか来るだろうなとは思っていましたが、正直もう少し後なのかなとは思っていました。これで終わればいいのですが、今のところそのような感じは全くと言っていいほど見せておらず、FRBの金融政策や世界情勢などを見るとまだまだ下落は続いていくかもしれません。 […]
- 2022年7月3日
- 2022年7月3日
ISM製造業総合景況指数は低調であり、景気減速を改めて示すものとなる
米国経済は依然として先行きが不透明です。先日発表されたISM製造業総合景況指数も低調なものとなり、景気減速が改めて確認された形となっています。しかし、インフレ抑制には必要な過程であり、これを経済正常化の過程とみることもできるようです。そういうわけで今日は先日発表されたISM製造業総合景況指数についてみていきます。 ISM製造業総合景況指数は予想通り低調なもの 7月1日に発表されたISM製造業総合景 […]
- 2022年7月2日
- 2022年7月2日
米国の個人消費支出は減少に転じる。まだまだ回復には時間がかかる。
米国経済はまだまだ回復の兆しは見せていません。先日発表された個人消費支出も今年初の減少となるなど厳しい状況は続いているようです。そう簡単には今の状況は変わることはないでしょうが、やはり経済状況が改善するには時間がかかりそうです。そういうわけで今日も現在の米国経済の状況についてみていきます。 5月の個人消費支出は減少に転じる 先日発表された5月の米国の個人消費支出は今年初めての減少となり、景気が弱く […]