• 2024年3月10日
  • 2024年3月10日

曖昧な雇用統計の結果がもたらすもの

今回の雇用統計の結果は強弱織り交ぜた内容だったように思います。しかし、それは私個人にとってであり、人によって捉え方は様々でしょう。そういう意味では今回の結果というのはかなり意見の乖離を生むような感じがします。実際、そのような指摘をする人も降り、ある意味危険性は高まっているのかなと思います。 人は思い込みで行動するもの モハメド・エラリアン氏は先日、メディアのインタビューにて、以下のような発言をして […]

  • 2024年3月9日
  • 2024年3月9日

2月の雇用統計は強弱様々な内容を含んだものとなった

昨日は市場が注目する2月の雇用統計の結果が発表されました。結果としては労働市場は引き続き校長を維持しながらも、一部弱さを見せる結果となり、インフレが緩やかではありますが鈍化していることを確認する内容だったと思います。この結果はこれまでの予想を大きく動かすようなものではなく、市場では6月利下げの可能性を探っていくものと思われます。 労働市場は弱さを見せるも堅調を維持 昨日発表された2月の雇用統計の結 […]

  • 2024年3月8日
  • 2024年3月8日

FRBは利下げに対してはまだまだ慎重姿勢

FRBは引き続き利下げには慎重姿勢を貫いています。先日はパウエル議長の議会証言がありましたが、昨日もFRB関係者の発言が相次いで行われました。その中で各委員ともに利下げの準備はできて入るがその決断にはまだ時間がかかるという発言をしています。FRBはこれまで通りの慎重姿勢を崩しておらず、その時期というのはまだまだ先の話になりそうな感じです。 利下げには慎重姿勢 FRBのボウマン理事は講演に低下のよう […]

  • 2024年3月7日
  • 2024年3月7日

パウエル議長の議会証言が行われる

昨日は市場が注目するパウエル議長の議会証言が行われました。内容としてはこれまでの発言を踏襲するものであり、新しいものはなかったように思いますが、改めてインフレ抑制に対して慎重に挑む姿勢を明確にしたように思います。そういう意味でも利下げが行われるのはそこまで早くはないのかなという印象です。 パウエル議長の議会証言 FRBのパウエル議長は6日に下院にて議会証言を行い、以下のような発言をしています。 米 […]

  • 2024年3月6日
  • 2024年3月6日

ISM非製造業景況指数は減少傾向。

米国経済は底堅い推移をしているようです。昨日発表されたISM非製造業景況指数は減少傾向を示したものの、受注など堅調に伸びている分野もありと強弱を織り交ぜた形となっています。非常に強さを見せたわけでもなく、経済失速を思わせるような減少ということもなく、判断はなんとも言いづらい形となっているような状況です。 ISM非製造業景況指数は減少傾向 昨日発表されたISM非製造業景況指数は減少傾向を示しました。 […]

  • 2024年3月5日
  • 2024年3月5日

金融政策は利下げのあともペースはそこまで上がらない可能性が高い

今後予想される金融政策の転換ですが、それは非常に緩やかなものとなるのかもしれません。アトランタ連銀のボステイック総裁は今後、利下げが行われたとしてもそのペースについては非常に緩やかなものになる可能性について言及し、今後の金融政策は非常に慎重に勧めていく可能性について指摘しました。過去には市場はかなりのペースでの利下げを期待していましたが、その可能性というのは更に小さくなったのかなという感じです。 […]

  • 2024年3月4日
  • 2024年3月21日

今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。 4日:ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演 5日:2月サービス業PMI、1月製造業受注、2月ISM非製造業景況指数、2月耐久財受注確定 6日:2月ADP雇用統計、1月JOLT求人、1月卸売売上高、FRB地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表、パウエル議長の下院金融サービス委員会での証言、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が司会、デイリー米サンフランシス […]

  • 2024年3月3日
  • 2024年3月3日

ゴールドマン・サックスから発せられるソフトランディングへの疑問は何を意味するのか

米国経済の不確実性が増す中、それでもリセッションを回避し、ソフトランディングを実現してくれるであろうという期待はそう低くはないと思われます。しかし、実際どうなるのかは全くわかりません。そしてその楽観的な予測に対して反論を述べる人も少なからずいることも事実です。そして今日もそのような発言が発せられています。 ソフトランディングへの疑問 ゴールドマン・サックスのデービット・ソロモンCEOは市場が期待す […]

  • 2024年3月2日
  • 2024年3月2日

2月の消費者マインドも良好

米国の消費者心理はやや悪化したものの、未だ良好な状態を保っているようです。昨日発表された2月の消費者マインドはやや低下傾向を示し、消費者は先行きに対して悲観的になっていることが確認されました。しかし、それでも未だ改善傾向にあることには変わりなく、インフレ抑制と経済成長をうまくコントロールできていることへの安心感は失っていないようです。 消費者マインドは今の所良好 昨日発表された2月の消費者マインド […]

  • 2024年3月1日
  • 2024年3月1日

1月のPCEも引き続き強さを見せ、引き締め継続をするFRBを正当化する。

金融政策の不透明感はしばらく続きそうです。昨日発表された1月のPCEは大幅な伸びを示し、辛抱強く引き締めをするFRBの行動を正当化する内容でした。中身を見れば強弱を含んだものとなっており、判断が難しいところですが、少なくとも早期利下げなど現状の制作変更を迫るような内容ではなかったのかなという感じです。 1月のPCEも底堅さを残す 昨日発表された1月のPCEは非常に大きな伸びを示しました。 1月の米 […]