今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

23日:製造業・サービス業PMI、3月新築住宅販売、4月リッチモンド連銀製造業指数

24日:耐久財受注

25日:1-3月期GDP速報値、卸売り在庫、新規失業保険申請件数、3月中古住宅販売仮契約

26日:3月個人所得・支出、コアPCE価格指数、4月ミシガン大消費者信頼感指数

引用:ザイFX!より

今週も非常に重要な経済指標の発表が相次ぎます。特にGDP速報値やPCEなどは市場に大きな影響を与える可能性があり注目です。最近は予想外に強いインフレ指標により、利下げ期待は大きく後退しています。パウエル議長など多くの要人からも利下げについて慎重な物言いが相次いでおり、なかなか厳しい状況だと言っていいでしょう。そのような状況で今週発表される経済指標も引き続き強さを見せるのであれば、利下げは更に遠のくと言っていいのかもしれません。そういう意味でこれらの経済指標の発表にも注目です。それと今週は日本でも日銀の金融政策決定会合が予定されており、為替相場は大きく動く可能性があります。3月に日銀はマイナス金利の解除を発表し、大きな話題となりましたが、今回もそのような市場を動かすような動きがあるかが注目されます。ただ、今回についてはそう大きなサプライズは今のところないような気はします。それよりもこれは日本特有の問題だと思いますが、日銀の制作決定の情報は発表前にリークされやすいというものがあります。そのため、実際にはその発表以前にメディアの発表にて市場が動くということがよくあることは考えておいたほうがいいでしょう。そういう意味では金融政策決定会合よりやや早い段階でサプライズがあるのであれば漏れてくる可能性が高いと思います。