- 2022年11月30日
- 2022年11月30日
マーケットに漂う楽観論を否定するFRB
最近は消費者物価の鈍化や雇用の悪化傾向など金融政策の変更を期待させる指標が多く発表されており、それを市場も織り込んできているような感じがします。ようやくインフレが終息に向かっているのかと期待してしまいますが、依然、歴史的に見ても高水準にあることは間違いなく、やや楽観的な気がします。FRBもそのように感じているようで、最近市場の楽観論にくぎを刺すような発言が相次いでいます。そういうわけで今日は最近の […]
最近は消費者物価の鈍化や雇用の悪化傾向など金融政策の変更を期待させる指標が多く発表されており、それを市場も織り込んできているような感じがします。ようやくインフレが終息に向かっているのかと期待してしまいますが、依然、歴史的に見ても高水準にあることは間違いなく、やや楽観的な気がします。FRBもそのように感じているようで、最近市場の楽観論にくぎを刺すような発言が相次いでいます。そういうわけで今日は最近の […]
先週、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャーハサウェイ社が日本の大手総合商社の株式を買い増していることが判明しました。バフェット氏が日本の総合商社に手を出したことは当時非常に話題となっていましたが、現在もその興味は失っていないようです。総合商社株は非常に割安で株主還元荷も積極的であり、興味があるところではあります。そこへ来てバフェット氏がさらに投資をしているとわかれば興味を持つ人も多いことでし […]
今週発表される重要な経済指標等は以下の通りです。 28日:11月ダラス連銀製造業活動、ウィリアムズNY連銀総裁が講演、ブラード米セントルイス連銀総裁がインタビュー 29日:9月FHFA住宅価格指数、9月S&P20都市住宅価格指数、11月コンファレンスボード消費者信頼感指数 30日:11月ADP雇用統計、10月前渡商品貿易収支、7-9月期GDP改定値、11月MNIシカゴPMI、10月中古住宅 […]
インフレもやや鈍化してきた可能性もあり、ようやく明るい兆しも見えてきたように思える米国市場ですが、消費者のマインドもやや改善傾向にあるようです。先日発表されたミシガン大学の消費者調査によれば、消費者のマインドは11月後半にはやや改善傾向にあることがわかりました。依然、不透明な状況であることは変わりありませんが、良いニュースであることは間違いないでしょう。このまますんなりと行くとはあまり思えませんが […]
消費者物価の数値の発表から米国の金融政策や経済の行方についてやや変化の兆しが出てきました。その影響を受けたということもないとは思いますが、堅調だった労働市場にもようやく変化が起こるかもしれません。新規の失業保険申請件数が久しぶりに高い数値となり、雇用の悪化が懸念される事態となっています。これが一時的なものであればいいのですが、継続的に雇用が悪化してくるとなるとFRBの金融政策にも影響が出てくる可能 […]
これまで急激に上昇を続けてきた政策金利ですが、そろそろ終わりが見えてきているようです。先日公開された11月のFOMC議事録では急上昇してきた金利について、そのペースを落とす日が近いことを予想する発言が相次いだようです。最近の物価の動向からそのような観測は多く出てきていましたが、FRB内部でもこのような議論がなされていたということは、その可能性が確実に高くなっているといっていいでしょう。そういうわけ […]
物価上昇の鈍化により、金融政策についての議論が白熱していますが、今のところまだ結論は出ていません。しかし、やはり今後の引き締めについてはやや緩やかになる可能性は高くなってきたのかなという印象です。アトランタ連銀総裁もそのような発言をし、その可能性を示唆しています。そういう意味で今日はアトランタ連銀総裁の発言についてみていきたいと思います。 金融政策の変更の可能性は日増しに強くなる アトランタ連銀総 […]
インフレや景気の先行きが懸念される中、FRBの金融政策がどうなるか問うのは最も注目される事項です。そのため日々発信されるFRB関係者からの発言というのは非常に投資関係者からも注目されています。そして先日も新たな発言がありました。今日はその発言についてみていきます。 金融政策の効果が出てくるのには時間がかかる サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は講演で金融政策が効果を発揮するには時間差があるとし、そ […]
高いインフレに依然悩まされている米国ですが、ウクライナ情勢や中国の景気減速など世界経済を見ても全く良いニュースは聞こえてきません。まさにどん底といった状況ですが、このような時こそ投資の好機は訪れているのだということは、すでに歴史が証明していることでもあります。過去にこのような誰もが悲観的になっているときにこそリスクをとって投資をした人たちはのちに訪れる景気回復期に大きな利益を得てきたのです。そうい […]
今週発表される経済指標は以下の通りです。 19日:ボスティック米アトランタ連銀総裁講演 21日:10月シカゴ連銀全米活動指数 22日:11月リッチモンド連銀製造業指数、メスター・クリーブランド連銀総裁あいさつ、ブラード・セントルイス連銀総裁 23日:10月耐久財受注、週次新規失業保険申請件数、11月製造業PMI、11月ミシガン大消費者信頼感指数、10月新築住宅販売、FRBが11月開催分FOMC議事 […]