MONTH

2024年2月

  • 2024年2月29日
  • 2024年2月29日

2023年第4四半期のGDP改定値も米国経済の底堅さを示した

米国は厳しいインフレと引き締めの中にあっても強い成長を続けています。昨日発表された昨年第4四半期のGDP改定値は速報値から下方修正されたものの、個人消費と設備投資は上昇修正されており、米国経済の強さを否定するようなものではなかったように思います。多くの専門家も予想できなかったほどの強さの米国経済は今のところ今後も続いていくものと思われ、ソフトランディングへ向けての力強い後ろ盾となるかもしれません。 […]

  • 2024年2月28日
  • 2024年2月28日

利下げも利上げもしばらく起こりそうもない

市場が期待する利下げはやはり大きく後退するようです。FRBのボウマン理事は昨日の講演で、金利水準について現状を維持し、インフレが低下することを辛抱強く待つべきとの姿勢を示しました。利下げについてはリスクが大きく、早期の行うべきではないとし、やはり利下げの実行にはまだまだ時間がかかりそうだという感じがします。 金融政策は現状維持 昨日、FRBのボウマン理事は講演にて以下のような発言をしています。 米 […]

  • 2024年2月27日
  • 2024年2月27日

ゴールドマン・サックスは引き続き強気な見通し

インフレが予想以上に強く、金融政策も厳しい状態が続きそうですが、経済見通しについては引き続き強気な見方が多く存在します。インフレについても強いと入っても5日は減速するでしょうし、それに伴い金融政策も緩和傾向になるだろうとは思います。そういう意味では今の厳しい状況をなんとか乗り切ればその後はそれなりに良い状態にはなるのかなという感じです。 ゴールドマン・サックスは強気な見通し 先日、ゴールドマン・サ […]

  • 2024年2月26日
  • 2024年3月11日

今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。 26日:1月新築住宅販売件数、2月ダラス連銀製造業活動 27日:1月耐久財受注速報、12月FHFA住宅価格指数、S&P20都市住宅価格指数、2月リッチモンド連銀製造業指数、コンファレンスボード消費者信頼感指数 28日:10-12月期国内総生産(GDP)改定値、1月卸売り在庫速報、ボスティック米アトランタ連銀総裁講演、コリンズ米ボストン連銀総裁講演 […]

  • 2024年2月25日
  • 2024年2月25日

米国経済のリセッションの可能性は更に低下したのだろう

金融政策の不透明感は増すばかりですが、それでも米国経済は力強く成長しています。先日もエヌビディアが好決算を発表し、まだまだ限界には到達していないだろうことを感じさせています。そのようなこともあり、今後の経済見通しについてもやや明るさが出てきています。 リセッションの可能性は低い 先日発表された記事によると、多くのエコノミストは今後のリセッション確率が更に低下したと感じていることがわかりました。 エ […]

  • 2024年2月24日
  • 2024年2月24日

債券市場でも利上げの可能性を織り込み始める

最近、予想外に強い経済指標の発表が相次いだために今後の金融政策については利下げより盛り上げの可能性すらあるのではないかという話をしました。しかし、その可能性というのはあくまで可能性の話であり、メインシナリオではないと言ってきました。今もそれは変わりませんが、利上げの可能性を示唆する動きというのは日に日に強くなってきています。そういう意味では今後の金融政策について非常に不透明感が漂ってきているなと感 […]

  • 2024年2月23日
  • 2024年2月23日

労働市場は引き続き堅調。よって利下げの開始はそう早くはないのだろう。

米国の労働市場は引き続き堅調です。先週一週間での新規失業保険申請件数は非常に低水準となり、未だ労働市場は引き締まっていることが確認されました。インフレ鈍化の兆候が明らかになり、企業もレイオフを実施している中にあっても労働市場は強さを見せつけています。 新規失業保険申請件数は低水準 昨日発表された先週一週間での新規失業保険申請件数は非常に低水準であることが確認されました。 米国の新規失業保険申請件数 […]

  • 2024年2月22日
  • 2024年2月22日

FOMC議事録では利下げに対して非常に慎重な意見が多数を占める。

今後の金融政策については非常に不透明感が増してきています。インフレ鈍化の兆候から利下げ期待が高まったかと思えば、意外にも堅調な経済指標によってその期待は大きく削がれた形です。そういう意味で今後の金融政策がどうなるかが非常に気になるところですが、FRBはまだまだ利下げへの確信を高めてはいないように思います。 利下げに対して非常に慎重 昨日公開された1月開催のFOMC議事録では参加者の多くが利下げに対 […]

  • 2024年2月21日
  • 2024年2月21日

利上げの可能性について指摘する声が多くなってきている

先日は金融政策について利下げどころか利上げの可能性すらあるのではないかという意見について紹介しましたが、その流れというのはだんだん大きくなっているようです。もちろんその可能性が第一選択ということではありませんが、あまり無視できるものではなくなってきているような感じがします。そういう意味では今後の展開の予想が非常に難しくなってきたのかなという感じがします。 利上げの可能性について指摘する声が大きくな […]

  • 2024年2月20日
  • 2024年2月20日

利下げの時期については結局の所データ次第

今後の金融政策については非常に不透明感が増してきていますが、それはおそらくはFRB関係者もそうなのだろうとは思います。金融政策をいわゆる正常な状態に戻したいという気持ちはあるとは思いますが、これ以上のインフレによるダメージは可能な限り避けたいというところでしょう。そういう意味では非常に慎重な道を選ぶのだろうとは思います。 まだまだ不透明 先週、サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は以下のような発言を […]