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2024年2月

  • 2024年2月9日

新規失業保険申請件数が減少。労働市場は今なお健在。

米国の労働市場は引き続き堅調です。先週一週間での新規失業保険申請件数は減少に転じ、労働市場が今もなお底堅く推移していることが確認できる内容でした。今後のことはまだなんとも言えませんが、少なくとも現状では大きな景気後退の可能性やインフレの再加速の兆候はないのかなという感じです。 新規失業保険新規失業保険は再び減少 昨日発表された先週一週間での新規失業保険申請件数は減少し、労働市場の力強さを示したもの […]

  • 2024年2月8日

米国の若年層の資産が急増。株式投資の重要性がよくわかる。

資産運用の重要性は今更言う必要もないかもしれませんが、その重要性を改めて確認するような記事が掲載されていました。なんと米国の若者の資産が最近急増しているということです。その理由というのが株価の上昇に伴うものということであり、株式投資を始めとした資産運用をいかにうまく行うかということが生きていく上で重要であることが確認できるニュースだなと思います。 若者の資産が急増 ニューヨーク連銀の調査によると、 […]

  • 2024年2月7日
  • 2024年2月7日

大統領選挙が金融政策に与える影響を懸念するパウエル議長

今年は大統領選挙が行われる年であり、現在も共和党、民主党共に熾烈な候補者争いをしています。その結果がどうなるかはわかりませんが、その結果が金融政策に与える影響は少なくないでしょう。そしてそれを見越した動きというのが水面下では起こってきているのかもしれません。 大統領選挙が金融政策に与える影響 最近ではパウエル議長が大統領選挙についての発言をすることがありますが、それは今後の金融政策に対して大きな影 […]

  • 2024年2月6日
  • 2024年2月6日

パウエル議長が3月の利下げを否定する。これによりこの議論はほぼ終了となるでしょう。

最近の経済指標の結果により市場が期待していた利下げというのはやや後退したような感じがしますが、それをより確定的にするような発言をパウエル議長がしています。先日、パウエル議長はテレビ番組に出演し、3月の利下げの可能性について否定的な発言を述べています。 3月の利下げの可能性はほぼ消える 4日の夜に、パウエル議長はCBSのニュース番組に出演し、今後の金融政策について言及していました。 パウエル米連邦準 […]

  • 2024年2月5日
  • 2024年2月19日

今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。 5日:1月ISM非製造業景況指数、1月サービス業PMI、ボスティック米アトランタ連銀総裁、FRBが銀行融資担当者調査公表 6日:メスター米クリーブランド連銀総裁が講演、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が経済における中銀の役割に関する討論会に参加、3年債入札(540億ドル) 7日:12月貿易収支、クーグラーFRB理事、バーキン米リッチモンド連銀総裁講演、 […]

  • 2024年2月4日

早期利下げの可能性を否定するFRBボウマン理事

先日の雇用統計の結果を受けて利下げの時期がやや後退する観測が出てきていますが、当局からもそのような発言が出てきています。市場の見方と当局の見方が一致しており、そういう意味ではその流れはかなり確実なものとなってきているような気がします。 利下げ時期はいつになるのか 先日、FRBのボウマン理事は現在の金融政策について以下のような発言をしています。 米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は政策金利 […]

  • 2024年2月3日
  • 2024年2月3日

1月の雇用統計は相変わらずの底堅さ。早期利下げの可能性は更に遠のく。

市場が期待する利下げの可能性は一段と遠のいたようです。昨日発表された1月の雇用統計は市場予想を大きく上回る結果となり、労働市場は今なお力強く維持されていることが確認されました。雇用が強い事自体は経済にとって良いことですが、それによりインフレはさらに加速させるリスクもあり、なかなか複雑な状況だと言っていいでしょう。そういう意味でもFRBが利下げの判断をするにはやや勇気がいる状況なのかなという感じです […]

  • 2024年2月2日
  • 2024年2月2日

労働市場は引き続き底堅く推移

米国の労働市場は引き続き底堅く推移しながらもインフレ鈍化の兆候を示しています。昨日発表された新規失業保険申請件数と継続受給者数は2ヶ月ぶりの高水準となり、労働市場がやや力を失いかけていることが確認されました。しかし、依然として申請件数事態は歴史的に低水準を維持しており、雇用は維持されつつも過熱感は収まってきているような感じです。 労働市場は引き続き底堅い 昨日発表された新規失業保険申請件数はやや高 […]

  • 2024年2月1日
  • 2024年2月1日

FOMCでは政策金利の据え置きが決定。利下げ期待はやや後退。

1月末には市場が注目するFOMCが開催され、事前の予想通り政策金利は据え置かれることとなりました。しかし、市場が期待するほどにはFRBは緩和に積極的ではない姿勢が見られ、やや失望が広がっています。FRBとしては緩和するもしないも決めているわけではないので、どうなるかはわかりませんが、今のところはやや株式市場も弱含みとなっています。 政策金利の据え置きが決定 昨日と一昨日には今年初めてのFOMCが開 […]