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2024年2月

  • 2024年2月19日
  • 2024年2月19日

今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。 19日:プレシデンツ・デーの祭日で休場 20日:1月景気先行指数 21日:1月分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を公表。ボスティック米アトランタ連銀総裁あいさつ 22日:1月シカゴ連銀全米活動指数、新規失業保険申請件数、2月製造業・サービス業PMI速報、1月中古住宅販売、クックFRB理事講演、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が討論会参加(経済見通し […]

  • 2024年2月18日
  • 2024年2月18日

利下げどころか利上げの可能性すら指摘されるようになる

最近の強いインフレ指標の発表により、利下げ期待というのは大きく後退しました。そのため3月と見られていたり下げも5月や6月に予測を修正するという動きが多くなってきています。しかしながら、それでは不十分と利上げの可能性を指摘する声も出てきているのです。そういう意味では今後の金融政策の行方はますます不透明感が増しているような気がします。 利上げの可能性 先日、元財務長官のサマーズ氏はインタビューにて、今 […]

  • 2024年2月17日
  • 2024年2月17日

1月の生産者物価指数は大幅に上昇。利下げ期待は更に低下する。

利下げの可能性はさらに低下したようです。昨日発表された1月の生産者物価指数は市場予想を大きく上回る結果となり、未だ物価圧力は強く存在していることが確認されました。このためFRBは利下げの決断をさらに後退させる可能性が高くなったと言っていいでしょう。 利下げの時期は更に遠のく 昨日発表された1月の生産者物価指数は市場予想を大きく上回る結果となりました。 1月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を上 […]

  • 2024年2月16日
  • 2024年2月16日

1月の米小売売上高は大幅に減少。消費者の購買力は確実に低下してきている。

米国の消費はやや力強さを失っている可能性があります。昨日発表された1月の小売売上高は大幅に減少し、消費者の購買力が落ちてきている可能性を示しました。消費が落ち込むということは経済にとっても大打撃であり、今後の金融政策にも大きな影響を与えるかもしれません。 消費者の財布の紐は硬い 昨日発表された1月の小売売上高は市場予想を大きく下回るものでした。 1月の米小売売上高は広範に減少し、約1年ぶりの大幅減 […]

  • 2024年2月15日
  • 2024年2月15日

強い経済指標はまだまだ想定の範囲内

最近はやや強めの経済指標の発表が相次ぎ、利下げ期待の後退など一時期よりも先行きに対して不安定な見方が増えてきています。それでもなおFRBは現在の状況はまだまだコントロール可能と見ているようです。短期的に出てきた数値に一喜一憂するよりも長期的な視点で物事は見ていくことがいいということでしょう。 まだまだ予想の範囲内 昨日、シカゴ連銀のグールズビー総裁は講演にて以下のような発言をしています。 米シカゴ […]

  • 2024年2月14日
  • 2024年2月14日

消費者指数は予想外に強い結果。利下げ期待はさらに後退する。

市場の利下げ期待は再び打ち砕かれた形です。昨日発表された1月の消費者物価指数は市場予想を大きく上回る結果となり、物価圧力は依然として強く存在していることが確認されました。このことにより、早期利下げの可能性はほぼなくなり、市場の予想も大きく後退することになりました。よって今後の展開というのはやや弱含む可能性が高くなったのかなという印象です。 1月の消費者物価は予想外に強い 昨日発表された1月の消費者 […]

  • 2024年2月13日
  • 2024年2月13日

利下げに対してやや慎重な姿勢に転ずるも、まだまだ想定の範囲内。

FRBは利下げのタイミングをかなり慎重に見極めるつもりです。最近の当局者の発言を見ると以前にもまして利下げに対して慎重な物言いが増えてきたように思います。それは確実にインフレを抑制したいという姿勢の表れでもあると思いますが、市場の期待とは裏腹に、その慎重姿勢は利下げのタイミングを想像以上に後退させるかもしれません。 やや慎重な物言いが増える 最近のFRB関係者の発言は非常に慎重な発言が増えてきたよ […]

  • 2024年2月12日
  • 2024年2月29日

今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。 12日:カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演 13日:1月消費者物価指数(CPI) 14日:グールズビー米シカゴ連銀総裁質疑応答、バーFRB副議長、PPI修正 15日:2月ニューヨーク連銀製造業景気指数、1月小売売上高、2月フィラデルフィア連銀景況指数、1月輸入物価指数、週次失業保険申請件数、1月鉱工業生産・設備稼働率、12月企業在庫、2月NAHB住宅市 […]

  • 2024年2月11日
  • 2024年2月11日

家計の債務が増加傾向。このことはボディーブローのように聞いてくるのだろう。

インフレの落ち着きと共に、金融緩和政策への期待もあってやや明るい期待も膨らんできたように思える米国経済ですが、不安要素はまだまだたくさん存在します。その一つとして家計の債務問題があります。最近は急激な物価上昇もあって家計の債務残高が急激に増加しています。このことは将来の消費に対する影響が少なくないため、今後の展開には十分に注意が必要となってくるでしょう。 家計の債務が増加傾向 先日、ニューヨーク連 […]

  • 2024年2月10日
  • 2024年2月10日

消費者物価は落ち着いたまま推移。しかし早期利下げは厳しいように感じる。

インフレの動向に依然として注目が集まるところですが、今の所大きな問題はなさそうです。昨日発表された昨年10−12月期の消費者物価指数の年次改定は小幅な修正にとどまり、大きな変更はありませんでした。よって消費者物価の落ち着きを始め、インフレは確実に鈍化してきていると言っていいのでしょう。 CPIは落ち着いたまま 昨日発表された消費者物価指数の年次改定は以下のようになりました。  米労働省労 […]