今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

19日:プレシデンツ・デーの祭日で休場

20日:1月景気先行指数

21日:1月分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を公表。ボスティック米アトランタ連銀総裁あいさつ

22日:1月シカゴ連銀全米活動指数、新規失業保険申請件数、2月製造業・サービス業PMI速報、1月中古住宅販売、クックFRB理事講演、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が討論会参加(経済見通し)

引用:ザイFX!より

今週は21日のFOMC議事録の内容がどうなっているのかが非常に注目されます。今年はインフレ鈍化の兆しから、早期の利下げなど大幅な金融緩和に対して期待が集まっていました。しかし、ここ最近の強い経済指標の発表などを受けて、その勢いはかなり削がれた感じがします。その中で今後の金融政策に対するスタンスがどのようになっているかを図る上でも議事録の内容がどうなっているかは注目されるでしょう。また、各連銀総裁など関係者の発言にも同じように注目されると思われます。最近の強い経済指標を受けて、マーケットは緩和期待の修正を図っていますが、それと同じようにFRBも感じているのか、またはその感覚に齟齬が生まれているのかが注目されます。おそらくはこれまで通り非常に慎重姿勢を貫き、データ重視の姿勢を示すと思われますが、なにか緩和や引き締めなどを思わせるような発言があれば市場はそれを敏感に感じ取ることでしょう。そういう意味ではそれらのイベントのあとのマーケットの動きには注意が必要です。また、今週は休日を挟むため、ややマーケットは閑散をすると思われます。こういうときは思わぬ動きをすることがあるのでそれにも気をつけたほうがいいでしょう。