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2023年2月

  • 2023年2月8日
  • 2023年2月8日

パウエル議長の発言によってあらためて今後も引き締めが継続されることを確認できたように思う

今週注目のイベントの一つとしてFRBのパウエル議長のインタビューが予定されており、それが昨日行われました。内容としてはそれほど大きなサプライズはなく、個人的には予想の範囲内だったかなという印象です。 パウエル議長のインタビュー 7日にFRBのパウエル議長がインタビューにて、現在の状況について語りました。 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、インフレ沈静化のため複数回の追加利上げが必要に […]

  • 2023年2月7日
  • 2023年2月7日

サマーズ元財務長官がやや楽観的な見通しを述べる

最近の世の中の雰囲気は以前よりも米国経済は何とかなるのではないかという空気に包まれているように思います。各種経済指標でも思ったほど経済の悪化を示すようなものはありません。インフレも確実に落ち着いてきており、心配されていた雇用も依然として堅調です。そういう意味ではそのような楽観論が出てくるというのはある意味自然なことなのかなと思います。これまで悲観的に見ていた人たちもやや今後の見通しについて見方を変 […]

  • 2023年2月6日
  • 2023年3月11日

今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下の通りです。 7日:12月貿易収支、一般教書演説、パウエル議長がワシントンエコノミッククラブでインタビュー 8日:12月卸売売上高、ウイリアムズNY連銀総裁がWSJとのインタビュー 9日:週次新規失業保険申請件数 10日:2月ミシガン大消費者信頼感指数確定、ウォラーFRB理事が講演、ハーカーフィラデルフィア連銀総裁が基調演説 引用:ザイFX!より 今週注目されるのは7日 […]

  • 2023年2月5日
  • 2023年2月5日

ISM非製造業総合景況指数は前回よりも回復する。

米国の景気後退の危険性はまだ否定はできませんが、強い労働市場などそれを回避できるのではないかという期待も少し出てきています。もちろんまだ楽観的になるほどではありませんが、一時期に比べると少しその可能性も小さくなったのかなという印象です。 ISM非製造業総合景況指数は回復 先日発表されたISM非製造業総合景況指数は前回の数値よりも回復し、消費の現場はそこまで悪くなっていない可能性が示唆されました。 […]

  • 2023年2月4日
  • 2023年2月4日

1月の雇用統計は相変わらず好調。本当に米国の労働市場は力強い。

3日に市場が注目する1月の雇用統計の結果が発表されました。結果としては市場予想よりも強いものとなり、相変わらず米国の労働市場は力強さを維持していることが確認できました。この結果によりFRBによる引き締め政策も緩むことなく続いていくことでしょう。 1月の雇用統計は予想以上に好調 3日に発表された1月の雇用統計は市場予想よりも大きく増加し、改めて雇用が堅調であることが確認できました。 米国では1月の雇 […]

  • 2023年2月3日
  • 2023年2月3日

人員削減が続く中でも新規失業保険申請件数は依然として低調。

米国の労働市場は非常に堅調ですが、それはいつまで続くのかというのが非常に注目されるところです。景気後退が意識され、金利も今後も高止まりすることが予想されるため、労働市場がいつまでもつのかということは非常に重要な問題となることでしょう。 人員削減が非常に大きくなる 1月は多くの人員削減のニュースが飛び交いましたが、それがデータでも非常に大きいものであったことが明らかになりました。 米国の雇用主が1月 […]

  • 2023年2月2日
  • 2023年2月2日

FOMCにて25bp出の利上げが決定。ほぼ事前の予想通りかな。

31日と1日、市場が注目するFOMCが開催され、政策金利を0.25%引き上げることが決定されました。これは大方の予想通りの結果であり、特別驚くことではないでしょう。そしてFOMC後の記者会見ではパウエル議長が引き続きインフレ抑制に力を注ぐ旨の発言をし、これまで通り政策の変更はないとしています。市場では一部今回のFOMCにて政策の変更が行われるのではないかという憶測も出ていましたが、さすがにそれはな […]

  • 2023年2月1日
  • 2023年2月1日

雇用コストも鈍化傾向。インフレは確実に収まっている。

米国のインフレは確実に落ち着いてきています。昨年第4四半期の雇用コストは市場予想を下回る結果となり、FRBによる金融引き締めの効果が現れてきたものと思われます。これにより本日行われているFOMCでは25bpでの利上げということがより確実となったと言っていいでしょう。そして、金融政策の変更がより意識されてくることが予想されます。 雇用コストは予想よりも鈍化している 昨日発表された昨年第4四半期の雇用 […]