今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

24日:3月シカゴ連銀全米活動指数、4月ダラス連銀製造業活動

25日:2月FHFA住宅価格指数、S&P20都市住宅価格指数、3月新築住宅販売、4月コンファレンスボード消費者信頼感指数、4月リッチモンド連銀製造業指数

26日:3月卸売在庫、3月耐久財受注

27日:週次新規失業保険申請件数、1-3月期国内総生産(GDP)・個人消費速報、3月中古住宅販売仮契約、カンザスシティ連銀製造業活動

28日:1-3月期雇用コスト、3月PCEコアデフレーター、4月シカゴPMI、4月ミシガン大消費者信頼感指数確定値

引用:ザイFX!より

今週も非常に重要な経済司法が相次いで発表されます。1-3月期のGDPやPCEコアデフレーター、ミシガン大消費者信頼感指数確定値など市場を大きく動かす可能性のあるものが多くあります。なので短期的には予想外の動きをする可能性もあるので注意が必要です。各種経済指標は今の所弱い予想のものが多く、それほど強いものは出てこないと思われますが、予想外に強い数字が出たときには今後の金融政策に大きな影響を与えると思われ、株価や為替は大きく変動することになるでしょう。今のところはあまりその危険性は少ないのかなとは思いますが、未来に絶対はありません。いつも言っていることですが、根拠のない決めつけほど危険なことはありません。そのようなことはないようにしたいものです。また、今週は日本でも日銀の金融政策決定会合が開かれます。そこでついに日本でも金融政策の変更がアナウンスされるのではないかという声も多く聞かれます。今の所植田総裁は早期の緩和政策変更に否定的な考えを持っているようですが、その考えに変化を感じ取れるような発表があれば市場は敏感に反応することになるでしょう。また、米国の金融政策も少なくとも大幅な引き締めという可能性は低いと思われます。そういう意味では円高に動く可能性が十分にあると見ておいたほうが良さそうです。個人的には流石にこんなに早く緩和修正の雰囲気を匂わせてくることはないとは思いますが、気をつけておくに越したことはありません。