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2023年4月

  • 2023年4月10日
  • 2023年4月10日

今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。 今週も非常に重要な経済指標の発表が相次ぎます。経常収支に消費者物価、生産者物価に小売売上高と今後の米国経済を占う重要な指標ばかりです。物価の動向についてはどのようなものになるかわかりませんが、おそらくはよほどのことがない限り、FRBの引き締めの姿勢には変化はないのかなという印象です。依然としてインフレは高く、とても緩和できるような状態ではないというのがF […]

  • 2023年4月9日
  • 2023年4月9日

化石燃料の重要性は今後も変わらないだろう

化石燃料に対する風当たりは日に日に厳しくなってきますが、その重要性というものは何もなくなっているわけではありません。むしろそれは今後もしばらく続くものであり、人類にとって重要なエネルギーであることは変わりないでしょう。それを否定する人が最近は多く存在しますが、多くの著名な投資家はそれを否定しています。実際どうなるか問うのは神のみぞ知るというところですが、少なくともいわゆるクリーンエネルギーがこれま […]

  • 2023年4月8日
  • 2023年4月8日

3月の雇用統計も堅調。より厳しい引き締めが予想される。

軟化が予想された労働市場ですが、意外とまだ力強さを残しているようです。昨日発表された3月の雇用統計は市場予想を上回る結果となり、依然として労働市場は強さを維持していることが確認されました。もちろんこれまでのよりも弱さも含んでおり、強弱織り込んだものとなっていますが、予想は大きく超えてきており、依然として労働市場はタイトであると言っていいでしょう。そのため今後も厳しい引き締めは継続するものと見られま […]

  • 2023年4月7日
  • 2023年4月7日

今後も金利の引き上げは継続されるだろう

労働市場の軟化が意識され始めましたが、引き締め政策は今後も続いていきそうです。昨日、セントルイス連銀のブラード総裁は講演にて、今後もインフレ抑制のために利上げの継続をするべきという旨の発言をしました。金融不安もくすぶる中、緩和への期待も一部に存在しますが、それはあまり期待しないほうがいいように思います。 今後も金利の引き上げを継続 先日、セントルイス連銀のブラード総裁はアーカンソー州で行われた講演 […]

  • 2023年4月6日
  • 2023年4月6日

ADP雇用者数でも労働市場の減速を確認する

労働市場の原則が更に確実なものとなってきました。昨日発表されたADP発表の3月の雇用者数は市場予想を下回り、労働市場が減速傾向にあることが確認されました。先日発表の求人数に続き、ADPのデータでも労働市場の減速が確認されたことで、よりその可能性は高まったと言えるでしょう。今週末発表の雇用統計の値もおそらくはこの流れに続くものと見られます。 ADP雇用者数も減速を確認 ADPが発表した3月の民間雇用 […]

  • 2023年4月5日
  • 2023年4月5日

2月の求人件数は大きく減少。労働市場はやや緩みだしてきた。

FRBが懸念しているインフレですが、強い引き締めの効果が少しずつ現れてきたようです。2月の求人件数は大幅に減少し、労働市場が順調に冷えてきたことが伺える結果となりました。これがインフレ抑制の結果となればよいのですが、景気後退をせずうまくインフレを抑制できるのかということはまだなんとも言えない状態です。 2月の求人は大きく減少 2月の米国での求人件数は大幅に減少し、タイトだった労働市場が落ち着きを見 […]

  • 2023年4月4日
  • 2023年4月4日

ISM製造業総合景況指数は予想外に悪いものとなる

インフレと金融不安による経済の悪化が確実に起こってきているようです。先日発表されたISM製造業総合景況指数は市場予想を大きく下回るものとなりました。米国経済の悪化は随分と懸念されてきましたが、その流れはさらに加速してきているようです。 製造業はかなり厳しい状況に陥っている 昨日発表されたISM製造業総合景況指数は市場予想を大きく下回るものとなりました。 米供給管理協会(ISM)が発表した3月の製造 […]

  • 2023年4月3日
  • 2023年4月19日

今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。 3日:3月S&P製造業PMI、3月ISM製造業景況指数 4日:2月製造業受注2月JOLT求人、2月耐久財受注、メスター・クリーブランド連銀総裁講演 5日:3月ADP雇用統計、2月貿易収支、S&Pサービス業PMI、3月ISM非製造業景況指数 6日:週次新規失業保険申請件数、ブラード・セントルイス連銀総裁が経済・金融政策を巡り討論 7日:3月 […]

  • 2023年4月2日
  • 2023年5月25日

消費者相変わらず低調

経済の先行きが不透明感を増す中、消費者心理もやはり冷え込んでいるようです。先日発表された3月の消費者信頼感指数は低調なものとなり、米国の消費者は経済の先行きに対して悲観的になっていることがわかりました。金融不安も依然としてくすぶっており、米国の強い経済を支える個人消費も低調なものが続きそうです。 消費者マインドは一段と悪化 3月の消費者信頼感指数は速報値から下方修正され、消費者のマインドは一段と冷 […]

  • 2023年4月1日
  • 2023年4月1日

個人消費支出は予想外に減少。インフレは確実にピークに近づいているが、正常化への道は険しい。

米国のインフレは確実に転換点を迎えてきているようです。昨日発表された2月の個人消費支出は市場予想を下回る結果となり、インフレが確実に鈍化してきていることが示されました。これまで長く続いてきた金利の引き上げについてもようやく最終段階に入ってくるのだろうと思われます。ただ、依然としてインフレは高水準であり、落ち着いてきたと言っても期待するほど順調に下落していくかどうかはまた別の問題です。そういう意味で […]