今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

今週も非常に重要な経済指標の発表が相次ぎます。経常収支に消費者物価、生産者物価に小売売上高と今後の米国経済を占う重要な指標ばかりです。物価の動向についてはどのようなものになるかわかりませんが、おそらくはよほどのことがない限り、FRBの引き締めの姿勢には変化はないのかなという印象です。依然としてインフレは高く、とても緩和できるような状態ではないというのがFRBの姿勢です。なのでよほど弱すぎるというくらいのものでない限り、大きな変化はないのではないかと思われます。ただ、以前ほどインフレ圧力は弱くなっていないとはいえ、強くもないというのは事実です。そういう意味では多少のニュアンスの変化くらいはあるのかなという感じです。それと小売売上高にも非常に注目です。米国経済は現状かなり危険な状態にあると言っていいでしょう。まだなんとか保っていますが、いつリセッションに陥ってもおかしくないと思われます。そういう意味では米国の経済を支える消費の実態がどのようになっているのかというのは非常に気になるところです。物価が高止まりし、賃金も伸びず雇用も若干不安定になってきているため、悪影響が出ていないとも限らないでしょう。そういう意味では非常に気になるところです。