今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

25日:ウィリアムズNY連銀総裁が講演

26日:6月ダラス連銀製造業活動

27日:5月耐久財受注速報値、4月FHFA住宅価格指数、4月S&P20都市住宅価格指数、5月新築住宅販売件数、6月消費者信頼感指数、6月リッチモンド連銀製造業指数

28日:5月卸売在庫、大手銀ストレステスト結果発表

29日:1-3月期GDP確定値、週次新規失業保険申請件数、5月中古住宅販売仮契約

30日:5月個人所得・個人支出、PCEコアデフレーター、6月シカゴPMI、6月ミシガン大学消費者信頼感指数確定、ボスティック米アトランタ連銀総裁

引用:ザイFX!より

今週注目されるのは30日に発表されるPCEデフレーターです。インフレが依然として強く、FRBもその抑制に全力を注ぐと発言していますので、その結果は今後の金融政策に大きな影響を与えることになるでしょう。今の所パウエル議長を始め、ややタカ派的な発言をする人が多いように思います。そのため、この指標が強い場合はもちろん、想定どおりであったとしても金融政策は比較的厳し目に推移する可能性はあるのかなと感じています。逆に、思った以上に数値が鈍化し、インフレの先行きに楽観論が広がれば今後想定されている金融政策というのもより柔軟性を持って実行されるかもしれません。そういう意味では30日のPCEデフレータの数値には非常に注目だと思います。