今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

3日:6月製造業PMI確定、5月建設支出、6月ISM製造業景況指数

4日:独立記念日の祭日で休場

5日:5月製造業受注、5月耐久財受注確定6月連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公表予定

6日:6月ADP雇用時計、5月貿易収支、週次失業保険申請件数、6月サービス業PMI確定、5月JOLT求人件数、ISM非製造業景況指数、ローガン米ダラス連銀総裁講演

7日:6月雇用統計(7日)

引用:ザイFX!より

今週重要なものというとなんと行っても7日に発表される6月の雇用統計でしょう。インフレが依然として強く、なかなか収まっていかない中で、労働市場の動きがどのようになっているかということは今後の金融政策に大きく影響してくるものと思われます。最近はまたインフレが強まっている可能性を示す経済指標の発表が相次いでおり、労働市場もその可能性が懸念されています。そういう意味でも雇用統計の結果がどのようになっているかということは今後の金融政策を考えるためにも重要なものだと言っていいのかなと思います。そして今週は6月のFOMCの議事録も公開されます。前回のFOMCでは利上げは一旦見送られましたが、その結論に至るまでにどのような議論がかわされていたのかというのは非常に気になるところです。おそらくはタカ派から相当な厳しい意見がなされていたのかなとは思いますが、その認識がどのようなものだったのかというのも今後の金融政策を占う上で非常に重要なものだと思います。そういう意味で今週も非常に重要な経済指標の発表が相次いで予定されており、マーケットはそれに一喜一憂するかもしれません。