今週発表される経済指標は以下のとおりです。
17日：6月ニューヨーク連銀製造業景気指数
18日：6月小売売上高、6月鉱工業生産・設備稼働率、5月企業在庫、NAHB住宅市場指数
19日：6月建設許可件数・住宅着工件数
20日：週次失業保険申請件数
引用：ザイFX!より
今週発表される経済指標の中では小売売上高がマーケットに大きな影響を与えるかもしれません。ただ、これまでのような雇用統計や消費者物価ほどの大きなインパクトはないような気はしますが。最近は雇用は比較的安定した状態で物価が落ち着きを見せ始めるという理想的な状況が実現しつつあるだけに、小売売上高がどのようになっているかというのは気になるところです。あまりに大きく落ち込んでいるようであれば景気後退の懸念が出てくるのでやや心配になるような気はしますが、インフレがある程度落ち着きを見せているためにそれなりに柔軟な対応も可能でしょうからなんとかなるような気もします。最近は「物」から「事」へと消費が移る傾向があるためそこまで強い数字が出ないかもしれませんが、経済の現状を知る意味でも注目したいところです。
