GDPも非常に堅調に推移

米国経済は想像以上に力強さを残しています。昨日発表されたGDPは市場予想を上回る結果となり、インフレや厳しい金融引き締め政策の中にあっても底堅さを示すものとなりました。今のところ米国経済は堅調と言っていいのかもしれません。

GDPは引き続き堅調

昨日発表された第2四半期のGDPは市場予想を大きく上回る結果となり、引き続き米国経済は堅調に推移していることが確認されました。

4-6月(第2四半期)の米国経済は予想外に勢いを増した。予想より強い個人消費と、堅調な設備投資が寄与した。

  米金融当局がインフレ指標として注視する食品とエネルギーを除いた個人消費支出(PCE)コア価格指数は、4-6月に3.8%上昇し、予想の4%を下回った。

引用:bloombergより

このように米国経済は未だ堅調です。強いインフレと金融政策のもとでも個人消費は意外と落ち込まず、米国経済は引き続き堅調に推移していると言っていいでしょう。インフレを落ち着かせるには相当の景気の後退が必要であると見られていましたが、それを起こすことなくインフレは落ち着きを見せ始めました。そういう意味では非常に理想的な展開と言っていいのかもしれません。もちろんまだインフレは健在ですし、油断はできませんが今のところは非常に理想的な展開と言っていいでしょう。

思ったほど悪くない可能性もあるのかな

米国経済は本当に予想外に良い結果になっていると言っていいのだろうと思います。今年はじめの段階でここまで好調な米国経済というのを予想していた人はほとんどいなかったように思います。それだけ大変なインフレと経済状況でしたが、ここまで持ってきたというのはさすがというほかないでしょう。まだまだ油断はできませんが、今後の展開には注目というところです。

まとめ

今日は4−6月期のGDPについて見てきました。米国経済は想像以上に堅調です。まだなんとも言えませんが、思ったほど悪い結果にはならないのかなという感じがします。もちろん来月には全く違ったことを言っている可能性もあり得るので油断はできませんが、良い流れであることは間違いないでしょう。今後にも期待したいところです。