今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

7日:ボスティック米アトランタ連銀総裁が挨拶、ボウマンFRB理事が司会(Fed Listensイベント)

8日:6月貿易収支、6月卸売売上高、米国債入札(10日まで)、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁がイベントで見通しに関し講演

10日:7月消費者物価指数(CPI)、週次新規失業保険申請件数

11日:7月生産者物価指数(PPI)、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報

引用:ザイFX!より

今週発表される経済指標ではやはり10日発表される消費者物価と11日発表の生産者物価が非常に注目されることになりそうです。インフレの落ち着きがほぼ確実となっている中、その下限というのがどのようになっているのかで今後の金融政策は大きく変わってくるでしょう。落ち着きを見せた物価が更に落ち着きを見せるようであれば、今後は予想よりも緩やかな金融政策を意識した展開となる可能性がより高くなるでしょう。逆に落ち着いたとはいえまだまだ高止まりしそうだということになれば、予想よりも引き締めが長く続く可能性も想定され、更には想定外の利上げということも起こり得るでしょう。そういう意味では消費者物価や生産者物価の発表後にはマーケットが大きく変動する可能性が高いと言っていいでしょう。その辺りを注意しながら今週は投資をする必要がありそうです。