今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

18日:9月NAHB住宅市場指数

19日:8月住宅着工件数・建設許可件数

19-20日:FOMC、パウエル議長会見、FRB予測

21日:週次新規失業保険申請件数、9月フィラデルフィア連銀景況指数、8月中古住宅販売件数

22日:9月製造業・サービス業・総合PMI

引用:ザイFX!より

今週注目されるのはなんと言っても19日から20日にかけて行われるFOMCでしょう。今週は米国だけでなく、日本や英国、中国などの金融政策が決定されるとあって、市場はそれらに大きく影響されると見られます。米国では今月はおそらく金利の据え置きがされると見られていますが、インフレは依然として高く、最近の指標もあまり良好とは言えません。そういう意味ではサプライズ的な動きがあるかもしれませんし、なかったとしても今後の金融政策について大きな変更点が発表される可能性も十分に考慮する必要があるでしょう。日本においても金融緩和策は変更されず、現状が維持されるものと見られます。しかし、最近はいわゆる金融正常化に向けた動きというのがチラチラ見え隠れするようになってきています。そういう意味ではそのあたりを匂わせるような発言というのが出てくる可能性も十分ありえるでしょう。なので今週のマーケット、特に為替市場の動きには注意が必要だろうと思います。