今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

25日:9月シカゴ連銀全米活動指数、ダラス連銀製造業活動

26日:9月フィラデルフィア連銀非製造業活動、7月FHFA住宅価格指数、7月20都市住宅価格指数、8月新築住宅販売、9月コンファレンスボード消費者信頼感指数、9月リッチモンド連銀製造業指数

27日:8月耐久財受注、8月製造業受注

28日:4-6月期国内総生産(GDP)確定値、週次失業保険申請件数、8月中古住宅販売仮契約、パウエル議長は28日にタウンホールミーティングを主催

29日:8月卸売り在庫、8月個人所得・支出、コアPCEデフレーター、9月シカゴPMI、9月ミシガン大消費者信頼感指数(29日)

引用:ザイFX!より

今週は非常に注目される経済指標がたくさんあります。4-6月期のGDPやPCEデフレーター、そしてパウエル議長の講演など市場が大きく動きそうなイベントが目白押しです。インフレは最近はやや鈍化傾向にはなってきていますが、明確に落ち着いてきたと言うにはまだまだその鈍化のペースは緩やかであると言っていいのかなという感じです。そういう意味で前回のFOMCでもインフレとの戦いに関しては未だ収束に至るような発言はありませんでした。そして今回の結果によって今後の展開にも大きな影響を与えることになるでしょう。今のところあと一回の利上げが予定されていますが、最近はやや予想よりもインフレが強い経済指標の発表が多いような気がします。そしてそれを警戒したタカ派的な発言をする関係者も多く存在します。なので今回も強い経済仕様が発表されるようであればその流れが一気に加速しかねないのかなという感じです。そして個人的にはその可能性は小さくはないのだろうと感じています。そういう意味でも今週発表される経済指標には非常に注目ですし、それを受けたパウエル議長の発言にも注意が必要だろうと思います。