今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

2日:9月製造業PMI、8月建設支出、9月ISM製造業景況指数、パウエルFRB議長、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁がNY、ペンシルバニア州の中小企業経営者、従業員などと討論、メスター米クリーブランド連銀総裁が経済見通しに関し講演、ウィリアムズNY連銀総裁が司会

3日:8月JOLT求人、ボスティック米アトランタ連銀総裁が経済見通しに関する討論会に参加

4日:9月ADP雇用統計、9月サービス業PMI、8月製造業受注、8月耐久財受注、9月ISM非製造業景況指数、グルーズビー米シカゴ連銀総裁講演、ボウマンFRB理事が講演

5日:8月貿易収支、週次失業保険申請件数、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演、メスター米クリーブランド連銀総裁講演

引用:ザイFX!より

6日:9月雇用統計

今週は非常に重要な経済指標の発表が相次いであります。ISM指数や雇用統計などの指標は今後の金融政策を占う上で非常に重要なものとなるでしょう。そういう意味では非常に注意が必要だろうと思います。先週、大きな懸念事項であったつなぎ予算が成立し、政府閉鎖はなんとか回避することができました。もし、政府機関が閉鎖されていれば、雇用統計などの重要な経済指標の発表が中止された可能性もあり、そうなっていれば市場は大混乱に陥っていたことでしょう。そういう意味では最悪の事態は回避されたということで一応一安心といった感じです。これらの指標は次回のFOMCにて金融政策を決定するための重要な判断材料となります。今の所、年内にあと一回の利上げが行われるのではないかという意見が大半ですが、それがどうなのかは今後の経済指標次第です。タカ派もハト派も色々いますが最終的にはデータ次第という点では多くの参加者が一致しているような気がします。そういう意味では今後発表される経済指標というのは非常に重要な要素を締めていると言って間違いないでしょう。そういう意味でも非常に注目です。