今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

16日:10月ニューヨーク連銀製造業景気指数、9月月次財政収支、イエレン財務長官がユーロ圏財務相と会合、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が講演

17日:9月小売売上高、9月鉱工業生産・設備稼働率、8月企業在庫、10月NAHB住宅市場指数、8月対米証券投資、ウィリアムズNY連銀総裁が司会、バーキン米リッチモンド連銀総裁が講演

18日:9月住宅着工件数・許可件数、地区連銀経済報告(ベージュブック)、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演、ウィリアムズNY連銀総裁が討論会に参加

19日:週次失業保険申請件数、10月フィラデルフィア連銀連銀景況指数、9月中古住宅販売、パウエルFRB議長がNYエコノミッククラブで講演、グールズビー米シカゴ連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁講演、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演、ローガン米ダラス連銀総裁が講演

20日:ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が講演

引用:ザイFX!より

今週はFRBの金融政策についてのスタンスがどのようになっているのかを確認するようなイベントが多くあります。18日にはベージュブック、19日にはパウエル議長の講演など今後の金融政策を考える上で非常なイベントが行われるため、市場も大きく動くかもしれません。現在、インフレは予想よりも減速を見せてはいません。そのためより厳しい引き締めを望む声が多く聞かれます。一方で最近の国債の暴落、金利の急騰を受け、金融は十分に引き締められているという主張が出てきていることも確かです。そういう意味では今後の金融政策が中な読みづらい状況にはなっていると思います。その中でベージュブックでどのようなことが述べられ、パウエル議長がどのような発言をするのかというのはFRBが今現在何を考えているのかを知る上でも非常に貴重なものとなることでしょう。