今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

6日:ローガン米ダラス連銀総裁講演

8日:ボスティック米アトランタ連銀総裁講演

9日:11月貿易収支

10日:11月卸売在庫、ウィリアムズ米NY連銀総裁が2024年の経済見通しに関し講演

11日:12月消費者物価指数(CPI)週次新規失業保険申請件数

12日:12月生産者物価指数(PPI)、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁あいさつ、チャットに参加

引用:ザイFX!より

今週はインフレ動向を見る上でも非常に重要な経済指標の発表が相次ぎます。11日と12日に発表される消費者物価指数や生産者物価指数の結果は市場に大きな影響を与えることになるでしょう。現在はインフレは落ち着きを見せており、その傾向がどのように変化しているのかが注目されます。FRBは昨年末より利上げを停止しており、その動向が今後どうなるかを見極めるためにも非常に重要なものとなるでしょう。特に、最近ではFRBが予想外にハト派へとシフトしたために、市場は大きく動揺しました。その為大きく株式市場でも期待感が高まりましたが、その期待を維持するだけの結果が出てくるのかが気になるところです。ハト派へとシフトしたFRBですが、その姿勢も経済指標の結果によってどのようにも変化してくることでしょう。おそらくパウエル議長をはじめ、多くの関係者はその結果によって自分たちのスタンスを変えることになんの躊躇もないでしょう。そういう意味では今はハト派の姿勢も一ヶ月後には強力なタカ派となっている可能性もないわけではないことは頭に入れておいたほうがいいような気がします。いずれにせよ、今後の経済政策を占うような経済指標の発表や要人の発言が相次ぐ一週間であり、重要なものとなることは間違いありません。