今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

15日―19日:世界経済フォーラム(ダボス、スイス)

16日:1月ニューヨーク連銀製造業景気指数、ウォラーFRB理事講演

17日:12月小売売上高、輸入物価指数、鉱工業生産・設備稼働率、11月企業在庫、1月NAHB住宅市場指数、ベージュブック、ウィリアムズNY連銀総裁が講演

18日:12月住宅着工・建設許可件数、新規失業保険申請件数、共和党大統領候補討論会(ニューハンプシャー)、ボスティック米アトランタ連銀総裁講演

19日:1月ミシガン大消費者信頼感指数、12月中古住宅販売、対米証券投資

米議会、つなぎ予算期限、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が経済に関する「fireside chat」に参加

引用:ザイFX!より

今週も重要な経済指標の発表が相次ぎます。特に12月の小売売上高は現在の消費動向を占う上で非常に重要なものとなるでしょう。そして今週は多くのFRB関係者の講演が予定されており、その中で現在のインフレをどのように捉えているのか、また今後の金融政策についてどのように見ているのかを判断することになるでしょう。特に最近は利下げ観測が強くなってきており、それを後押しするようなものとなるのか、それとも警戒するような発言が出てくるのかで市場は大きく動く可能性があると言っていいでしょう。そういう意味でも各委員の発言には注意が必要であろうと思われます。それらの動向によって大きく為替は動くでしょうし、その影響を受けて株価も動くことになるでしょう。特に今週は日本でも消費者物価の発表があるため、為替市場では大きな動きがある可能性があります。植田日銀が消費者物価の結果を受けて、金融政策に対する見方を変えてくるかどうかで為替市場でも大きな動きがありそうです。そういう意味では今週は日米共に金融当局の発言には注意したほうがいいでしょう。