今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

11日:バイデン大統領、予算案

12日:2月消費者物価指数(CPI)

14日:2月小売売上高、2月生産者物価指数(PPI)、週次新規失業保険申請件数、1月企業在庫

15日:2月輸入物価・輸出物価指数、2月鉱工業生産、設備稼働率、3月ミシガン大消費者信頼感指数速報値

引用:ザイFX!より

今週も非常に重要な経済指標の発表が相次ぎます。特に2月の消費者物価指数や生産者物価指数、小売売上高には注目でしょう。FRBは年内に利下げを行う可能性が高いということを明確に示しています。あとはそれがいつになるかということが重要なポイントとなりますが、今後の経済指標の結果しだいでそれは早くも遅くもなることでしょう。そういう意味では今週発表される各種経済指標が強いのか弱いのかを正確に判断することが重要です。今の所、そこまで市場が期待するほどインフレは落ち着かないように思いますが、インフレが再加速するということもあまり考えられないので、しばらくは非常に判断の難しい発表が多くなりそうかなという感じがします。また、今週は日本のGDP発表もあります。そういう意味でドル円のレートも大きく動く可能性にも注意が必要でしょう。各種経済指標の発表によって予想外にレートが変化する可能性もあります。特に、最近は日銀の緩和終了期待が高まり、為替は円高方向へと向かう傾向が出てきています。そういう意味では為替市場も非常に敏感になってきており、神経質な展開となりそうです。