今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下のとおりです。

18日:3月NAHB住宅市場指数

19日:2月住宅着工・建設許可件数、1月対米証券投資

19-20日:連邦公開市場委員会(FOMC)、パウエル議長会見、米金融当局者の金利予測分布図(ドット・プロット)

21日:週次新規失業保険申請件数、3月製造業・サービス業・総合PMI、2月先行指数、2月中古住宅販売件数

22日:ボスティック米アトランタ連銀総裁が司会

引用:ザイFX!より

今週はFOMCが開催されるということで、その結果によって市場は大きく動くかもしれません。しかし、今の所、予想外につい良いインフレのため市場が期待するような金融緩和へ向けた動きというのはあまり期待できないところです。おそらくは大方の予想通り、現状の金融政策を維持するという結果になるでしょう。問題はその後の会見でパウエル議長がどのような発言をするのか、また他の委員が何を言うのかに注目が集まるでしょう。その結果によっては市場が大きく動くかもしれません。また、今週は日銀も金融政策決定会合を開催し、事前のリーク情報によればマイナス金利の解除を行うということで、為替市場は大きく動くかもしれません。ただ、仮に日銀が金融政策を変更したとしてもこれまでの緩和政策を大転換するというほどの変化はないと思いますし、それほど大きな影響はないのではないかというのが正直なところです。一時的に円高に触れることはあると思いますが、10円も20円も為替が円高に向かうということはないでしょう。そういう意味では日銀の影響というのは限定的なのかなという感じです。