- 2024年2月15日
- 2024年2月15日
強い経済指標はまだまだ想定の範囲内
最近はやや強めの経済指標の発表が相次ぎ、利下げ期待の後退など一時期よりも先行きに対して不安定な見方が増えてきています。それでもなおFRBは現在の状況はまだまだコントロール可能と見ているようです。短期的に出てきた数値に一喜一憂するよりも長期的な視点で物事は見ていくことがいいということでしょう。 まだまだ予想の範囲内 昨日、シカゴ連銀のグールズビー総裁は講演にて以下のような発言をしています。 米シカゴ […]
最近はやや強めの経済指標の発表が相次ぎ、利下げ期待の後退など一時期よりも先行きに対して不安定な見方が増えてきています。それでもなおFRBは現在の状況はまだまだコントロール可能と見ているようです。短期的に出てきた数値に一喜一憂するよりも長期的な視点で物事は見ていくことがいいということでしょう。 まだまだ予想の範囲内 昨日、シカゴ連銀のグールズビー総裁は講演にて以下のような発言をしています。 米シカゴ […]
市場の利下げ期待は再び打ち砕かれた形です。昨日発表された1月の消費者物価指数は市場予想を大きく上回る結果となり、物価圧力は依然として強く存在していることが確認されました。このことにより、早期利下げの可能性はほぼなくなり、市場の予想も大きく後退することになりました。よって今後の展開というのはやや弱含む可能性が高くなったのかなという印象です。 1月の消費者物価は予想外に強い 昨日発表された1月の消費者 […]
FRBは利下げのタイミングをかなり慎重に見極めるつもりです。最近の当局者の発言を見ると以前にもまして利下げに対して慎重な物言いが増えてきたように思います。それは確実にインフレを抑制したいという姿勢の表れでもあると思いますが、市場の期待とは裏腹に、その慎重姿勢は利下げのタイミングを想像以上に後退させるかもしれません。 やや慎重な物言いが増える 最近のFRB関係者の発言は非常に慎重な発言が増えてきたよ […]
今週発表される経済指標は以下のとおりです。 12日:カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演 13日:1月消費者物価指数(CPI) 14日:グールズビー米シカゴ連銀総裁質疑応答、バーFRB副議長、PPI修正 15日:2月ニューヨーク連銀製造業景気指数、1月小売売上高、2月フィラデルフィア連銀景況指数、1月輸入物価指数、週次失業保険申請件数、1月鉱工業生産・設備稼働率、12月企業在庫、2月NAHB住宅市 […]
インフレの落ち着きと共に、金融緩和政策への期待もあってやや明るい期待も膨らんできたように思える米国経済ですが、不安要素はまだまだたくさん存在します。その一つとして家計の債務問題があります。最近は急激な物価上昇もあって家計の債務残高が急激に増加しています。このことは将来の消費に対する影響が少なくないため、今後の展開には十分に注意が必要となってくるでしょう。 家計の債務が増加傾向 先日、ニューヨーク連 […]
インフレの動向に依然として注目が集まるところですが、今の所大きな問題はなさそうです。昨日発表された昨年10−12月期の消費者物価指数の年次改定は小幅な修正にとどまり、大きな変更はありませんでした。よって消費者物価の落ち着きを始め、インフレは確実に鈍化してきていると言っていいのでしょう。 CPIは落ち着いたまま 昨日発表された消費者物価指数の年次改定は以下のようになりました。 米労働省労 […]
米国の労働市場は引き続き堅調です。先週一週間での新規失業保険申請件数は減少に転じ、労働市場が今もなお底堅く推移していることが確認できる内容でした。今後のことはまだなんとも言えませんが、少なくとも現状では大きな景気後退の可能性やインフレの再加速の兆候はないのかなという感じです。 新規失業保険新規失業保険は再び減少 昨日発表された先週一週間での新規失業保険申請件数は減少し、労働市場の力強さを示したもの […]
資産運用の重要性は今更言う必要もないかもしれませんが、その重要性を改めて確認するような記事が掲載されていました。なんと米国の若者の資産が最近急増しているということです。その理由というのが株価の上昇に伴うものということであり、株式投資を始めとした資産運用をいかにうまく行うかということが生きていく上で重要であることが確認できるニュースだなと思います。 若者の資産が急増 ニューヨーク連銀の調査によると、 […]
今年は大統領選挙が行われる年であり、現在も共和党、民主党共に熾烈な候補者争いをしています。その結果がどうなるかはわかりませんが、その結果が金融政策に与える影響は少なくないでしょう。そしてそれを見越した動きというのが水面下では起こってきているのかもしれません。 大統領選挙が金融政策に与える影響 最近ではパウエル議長が大統領選挙についての発言をすることがありますが、それは今後の金融政策に対して大きな影 […]
最近の経済指標の結果により市場が期待していた利下げというのはやや後退したような感じがしますが、それをより確定的にするような発言をパウエル議長がしています。先日、パウエル議長はテレビ番組に出演し、3月の利下げの可能性について否定的な発言を述べています。 3月の利下げの可能性はほぼ消える 4日の夜に、パウエル議長はCBSのニュース番組に出演し、今後の金融政策について言及していました。 パウエル米連邦準 […]