先日、SBI証券から「SBI ETFセレクション」というサービスの開始がアナウンスされました。これは従来から行われていた米国ETFの買付手数料無料サービスの新たなる展開という位置づけだと思われます。これにより当該ETFについて、買付手数料無料に加えて、それぞれのETFについての投資情報が提供されるようになるそうです。米国株投資をしている人にとっては非常に気になるニュースだと思います。そういうわけで今日は先日発表された「SBI ETFセレクション」についてみていきたいと思います。
株式会社SBI証券のプレスリリース(2022年3月18日 16時06分)米国ETFによる資産形成応援
そしてこれまで買付無料の対象だった商品はこちらになります。

このように今回の変更によって、今まで買付無料の対象だったもののうち、5銘柄は対象から外れることとなります。よってこれらのETFを買い付けている人は、変更後は手数料が発生することになるので注意が必要です。VTIやVTなど人気のETFはそのまま買付手数料無料の対象のままなのでそこまで大きな影響はないように思います。しかし、SPYやIVVあたりは積立投資等で利用している人も多いのではないかと思います。なのできちんと確認はしておいた方がいいでしょう。そして新たな買付無料対象として6銘柄が加わることとなりました。なかでもQQQとSPYDはランキング上位にも入っている人気銘柄なので、これらが買付手数料無料となるのは非常にありがたいのではないかと思います。
まとめ
今日はSBI証券での米国ETFの買付手数料無料のニュースについてみていきました。個人的には大きな影響はありませんが、対象除外や新たに対象になる銘柄の中には非常に人気のあるものも含まれますので、それなりに影響はあるのではないかと思われます。なのでSBI証券で米国ETFを購入している人はきちんと確認をしておきましょう。特に自動化付けをしている人は放置していると勝手に手数料をとられ続けるということにもなりかねません。なので変更期日までにきちんと対処しておくべきでしょう。