新たなサービス開始によりSBI証券での米国株投資が完全に自動化される

SBI証券から新たなサービスが開始されるようです。SBIグループといえば先日、住信SBIネット銀行が外国為替手数料の改定を発表し、若干ながらサービスが低下してしまいました。そのため同グループには失望していた人も多いのではないかと思います。しかし今回のサービスは金銭的なメリットはないですが、非常に投資を便利にしてくれる優れたものであると思います。そういう意味でもSBIグループには今後も期待できるのではないかと感じました。そういうわけで今日は先日発表されたSBI証券の新サービスについてみていきます。

米ドル定期自動入金サービスが開始される

SBI証券は先日、新たに「米ドル定期自動入金サービス」を開始すると発表しました。これはその名の通り、住信SBIネット銀行の外貨預金口座にある米ドルを指定する日に自動的に入金してくれるサービスです。

住信SBIネット銀行の外貨普通預金口座にある米ドルを、毎月任意の5日間を上限に、1日あたり好きな金額をご指定いただき、自動でSBI証券に入金するサービスです。もちろん入金にかかる手数料は無料ですので、米国株式など米ドル建て商品の取引にぜひご利用ください。

引用:SBI証券ホームページより

このように住信SBIネット銀行の外貨預金口座内にある米ドルを自動でSBI証券へ入金してくれます。しかも手数料無料なので非常に有益なサービスです。

送金のし忘れがなくなる

このサービスはSBI証券で米国への投資をしている人にとっては非常に便利なものでしょう。これまでは住信SBIネット銀行からSBI証券への米ドルの送金はすべて手作業で行う必要がありました。なのでうっかり忘れてしまったりして、損をしてしまった人もいるのではないでしょうか。しかし、これからはもうそのような心配はありません。一度この設定を完了してしまえばあとは自動ですべて行ってくれるので送金のし忘れの心配はなくなります。

SBI証券での米国株投資が完全に自動化される

今回のサービス開始により、SBI証券での米国投資は完全に自動化できることになります。住信SBIネット銀行で毎月自動で米ドルを積み立てておき、それを自動でSBI証券の口座へ送金する。それを自動で毎月ETFなどに投資するという流れが完成します。この中に一切人の手が介入することはありません。住信SBIネット銀行への入金に関しても、給与口座を指定できる人は問題ありませんし、そうでない人も定額自動入金サービスを利用すれば、他行の給与入金口座から自動で住信SBIネット銀行へ送金できます。このように完全にノータッチで米国株への投資が完成するのです。

まとめ

今日はSBI証券の新サービスについてみてきました。今回のサービス開始により、SBI証券での米国株投資が完全に自動化できることになるのでとても朗報です。より米国株投資が身近になるサービスであり、個人投資家にとって素晴らしいニュースでしょう。先日の外国為替手数料改定のニュースは残念でしたが、それでもまだまだライバルに比べれば割安ですし、外貨積立を利用すればまだ3銭で済みます。それで完全自動化ができるのですから素晴らしいの一言です。最近は楽天グループの改悪続きで楽天証券にはあまり魅力を感じなくなっていましたが、SBIグループはまだまだこれからも頑張ってくれそうで安心しました。そういうわけで私は米国株投資についてはSBI証券一択だと思っています。