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2023年1月

  • 2023年1月21日
  • 2023年1月21日

次回のFOMCでは25bpでの利上げがほぼ確実か

次回の利上げについてはいろいろな意見があるとは思いますが、大きな流れとしてはやはり25bpということになるような気がします。最近のインフレ鈍化を示す経済指標が相次ぐ中、やや緩めの利上げを主張する人は日々増えています。今日もそのような発言が相次いでおり、その可能性はさらに高まったといっていいのかなという感じです。 ウォラー理事は25bpでの利上げを支持 FRBのウォラー理事は講演において、次回開催さ […]

  • 2023年1月20日
  • 2023年1月20日

金利はしばらく高止まりする可能性は高いまま

物価の落着きを想像させる経済指標が相次ぐ中、FRB関係者の意見もやや引き締めのペースを緩める傾向になってきているようです。今週も多くの関係者が講演等で発言をしましたが、総じて利上げのペースはやや緩める必要があるとの見解だったように思います。ただ、依然としてインフレは強く健在であり、金融緩和の可能性についてはまだそこまで高くないのかなという印象です。 利上げのペースはやや緩やかになるか? ボストン連 […]

  • 2023年1月19日
  • 2023年1月19日

12月の生産者物価指数は大幅に下落。インフレは確実に落ち着いてきている。

米国のインフレは確実に落ち着いてきています。12月の生産者物価指数は新型コロナウィルスパンデミックが始まって以来の低水準となっており、インフレが確実に抑制されてきていることが改めて確認されることとなっています。まだまだ難しい状況は続いてはいますが、状況は確実に変化してきているといっていいのだろうと思います。 12月の生産者物価指数は大幅に低下 18日に発表された12月の生産者物価指数は市場予想を大 […]

  • 2023年1月18日
  • 2023年1月18日

製造業の景況感が大幅に悪化。米国経済はより深刻な状態となる。

米国の景気後退の足音は確実に迫ってきています。1月のニューヨーク連銀製造業景況指数は大幅に低下し、製造業の現場では景気が大きく落ち込んでいることが確認されました。依然として金融当局が引き締めを続ける中、経済は日に日に悪化をしており、リセッションはすぐそこまで来ているのかもしれません。 製造業の現場では景況感が大幅に悪化 先日発表された1月のニューヨーク連銀製造業景況指数は大幅に低下し、景気の原則が […]

  • 2023年1月17日
  • 2023年1月17日

金融緩和の可能性はあるのか?

今年の世界経済は総じてあまりよいものではないという予想になっています。程度の差はありますが、ことし株式が飛躍的に伸びるという予想は皆無といっていいでしょう。そのため多くの投資家はあまり今年のパフォーマンスに対してあまり期待していないのではないかと思います。しかし、マーケットでは少し良いニュースが出るとすぐに緩和期待などで株価が上昇しており、甘い夢を見ている投資家がそれなりにいることは確かです。しか […]

  • 2023年1月16日
  • 2023年1月16日

インフレが落ち着いてきたように見えるがリセッションは回避できない?

インフレ抑制の気配を漂わせる経済指標が相次ぎ、金融政策もそろそろ編濾される可能性について考えられるようになってきましたが、それでもまだまだ楽観論は禁物というべきだと思います。落ち着いてきたとはいえインフレは健在であり、景気の先行きも非常に不透明です。今はやや落ち着いてきた感のあるマーケットですが、今後もこのような安定した展開となる可能性というのは高くはないのかなという印象です。 リセッションは不可 […]

  • 2023年1月15日
  • 2023年1月31日

今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下の通りです。 16-20日:世界経済年次フォーラム(スィスのダボス) 20日:ゲオルギエバIMF専務理事やルメール財務相仏財務相が講演 ●米国 16日:キング牧師の日で休場 17日:1月二ューヨーク連銀製造業景気指数、ウィリアムズNY連銀総裁 18日:12月小売売上高、12月生産者物価指数(PPI)、12月鉱工業生産、設備稼働率、11月企業在庫、NAHB住宅市場指数、1 […]

  • 2023年1月14日
  • 2023年1月14日

アトランタ連銀総裁も次回の利上げは25bpを支持。

弱い消費者物価の数値を受けて、利上げについてはやや弱いものとなる可能性が高くなったように思います。そして今日もアトランタ連銀総裁がそれを後押しするような話を行い、ますますその可能性は高くなったような気がします。おそらくは次回の利上げではそれほど強い利上げは行われないのかなという印象です。 アトランタ連銀総裁は25bpでの利上げを支持 アトランタ連銀のボスティック総裁はテレビ番組にて今回の消費者物価 […]

  • 2023年1月13日
  • 2023年1月13日

昨年12月の消費者物価は鈍化した。インフレは確実に落ち着いてきている。

市場が注目していた昨年12月の消費者物価の数値が発表されました。結果としては市場予想通りの結果となり、物価上昇のペースが確実に鈍化してきていることを確認することとなりました。この結果により、FRBはより柔軟に金融政策を実行する余地を得ることになりそうです。 12月の消費者物価は市場予想通りの鈍化を示した 12日に発表された昨年12月の消費者物価の数値は市場予想通りに減速したものであり、インフレが確 […]

  • 2023年1月12日
  • 2023年1月12日

ボストン連銀のコリンズ総裁はやや緩めの引き上げを支持。

強い引き締め政策が続く可能性が非常に高くなってはいますが、そこまで強い引き締めを必要としないという意見も当然ながら存在します。今のところはその割合は少ないように思いますが、それでも無視することはできず、今後の経済指標によってはその意見が主流となる可能性も十分にあるでしょう。そういう意味ではそのような意見にもきちんと耳を傾けるべきです。 コリンズ総裁はやや低めの利上げを支持している 米ボストン地区連 […]