MONTH

2023年1月

  • 2023年1月11日
  • 2023年1月11日

講演でパウエル議長が発言をする。が、特別変化はない。

金融政策への注目が非常に集まる中、FRBのパウエル議長の講演での発言に注目が集まっていましたが、大きなサプライズはなかったようです。市場はややタカ派的な発言を気にしていたようですが、金融政策に対する大きな言及はなく、市場は一安心といったところです。しかし、インフレに対する厳しい姿勢というのは何ら変わっておらず、楽観的になるのは禁物です。 パウエル議長の発言が注目される FRBのパウエル議長は10日 […]

  • 2023年1月10日
  • 2023年1月10日

FRBは引き締めの手を緩めるつもりはみじんもない

今後の金融政策についてはやはり引き締めは継続されるとみた方がいいでしょう。インフレの鈍化の兆しがみられる経済指標が発表された後も、FRB関係者からは引き続き現在の厳しい金融政策の継続の声が多く聞こえており、今日もそのような発言が相次ぎました。市場が期待するような緩和政策というのはあまり期待できないということでしょう。 ボスティック総裁は政策変更については否定的 アトランタ連銀のボスティック総裁は、 […]

  • 2023年1月9日
  • 2023年1月9日

相次ぐ経済指標軟化でも引き続き引き締め継続

ことしに入り、雇用統計やISM指数など相次いでインフレ鈍化の兆候が見られる指標が発表されましたが、FRBはまだそこまで緩和に対して積極的という感じではありません。依然として物価は高止まりしており、当然といえば当然ですが、今後もしばらくは厳しい引き締めが継続されるということは確実とみていいでしょう。もちろん消費者物価の値など今後の経済指標次第だとは思いますが、あまり過度な楽観論というのは避けておいた […]

  • 2023年1月8日
  • 2023年1月8日

ISM非製造業景況指数は予想以上に悪化

米国経済の状況は確実に悪化しているようです。先日発表されたISM指数は製造業・非製造業ともに悪化しており、景気後退へと徐々に近づいていっている感じです。雇用は何とか保っていますが、やや鈍化の傾向を示しており、先行きに関しては不透明感が増してきているような気がします。ただ、それだけに今後の金融政策が緩む可能性も予想されるので株価は上昇するかもしれません。 ISM非製造業景況指数は予想以上に悪化 先日 […]

  • 2023年1月7日
  • 2023年1月7日

12月の雇用統計も相変わらず好調。しかし、賃金はやや鈍化傾向。

注目の雇用統計の結果が発表されました。内容としては依然として強い雇用を確認するものとなりましたが、賃金の伸びは鈍化しており、やや労働市場も軟化傾向にある可能性が示唆されました。これによって金融政策が大きく変わることはないような気がしますが、それでも強い労働市場がやや落ち着いてくる気配を見せたことは変化の兆しなのかなという感じです。 12月の雇用統計は好調な中にも鈍化の傾向を見せる 12月の雇用統計 […]

  • 2023年1月6日
  • 2023年1月6日

米国の労働市場は相変わらず強い。本当にいつまで続くんでしょうか。

米国の強い労働市場は今も健在のようです。5日に発表された労働市場関係の指標はいずれも好調な結果となっており、厳しい引き締め政策の中でも引き続き雇用は堅調であることが確認されました。労働者にとってはいいことだと思いますが、インフレ抑制という観点で見れば頭の痛い問題です。去年より厳しい引き締め政策が継続されており、インフレの終息というのを今か今かと待ち望んではいますが、その時はまだまだ先になりそうな感 […]

  • 2023年1月5日
  • 2023年1月5日

FRBは引き続き厳しい姿勢で政策を実行していくでしょう

去年はインフレとそれに伴う金融政策に翻弄された株式市場ですが、今年もその流れは続いていくことでしょう。そのため、FRBがどのように現状を考えているのかということを知ることは非常に重要です。先日、12月に行われたFOMCの議事録が公表されました。その中身を見るとFRBはインフレ抑制に対して非常にタカ派的であり、いまだ強い意志で政策を実行していく姿勢を見せています。そのため、今後もしばらくは厳しい引き […]

  • 2023年1月4日
  • 2023年1月4日

米国経済はリセッション入りしてもそこまで深刻にはならない?

新しい年となり、今年の株価がどうなるかというのは気になるところですが、やはりあまりよい状況ではないのだろうというのが今のところの予想です。多くの識者も今年はあまりよい予想はしておらず、厳しい展開が見込まれています。あくまで予想であるので外れることをぜひとも願いたいところですが、なかなかそううまくもいきそうにないかなという感じです。 米国経済はリセッション入りする可能性が高い? 前ニューヨーク連銀総 […]

  • 2023年1月3日
  • 2023年1月3日

日本はデフレから脱却できるのか

去年は世界中をインフレが襲いましたが、日本ではそこまで大きな影響はありませんでした。しかし、それでも商品価格は上昇し、例年には見られないくらいの価格改定の嵐が起きました。その結果、エネルギーや食品などの変動が激しいものを除いた数値でも日銀が目指す2%の物価上昇に近づいてきた感があります。そして年末には日銀の政策変更を思わせる発表があり、日本でもこれまでの様な何があっても物価は上がらない、金融緩和も […]

  • 2023年1月2日
  • 2023年1月2日

今週発表される経済指標

今週発表される経済指標は以下の通りです。 3日:・米・12月製造業PMI改定値米、11月建設支出 4日:・米・12月ISM製造業景況指数、米・11月JOLT求人件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月13-14日会合分) 5日:12月ADP雇用統計、11月貿易収支、週次新規失業保険申請件数、12月サービス業PMI 6日:12月雇用統計、12月ISM非製造業業況指数、11月製造業受注、 […]