今週発表される経済指標

今週の経済指標は以下のようになります。

引用:マネックス証券より

個人的に注目しているのは消費者物価CPIと生産者物価PPIです。経済の鈍化がみられてきてはいますが、いまだにインフレが落ち着く気配はありません。さすがにそろそろ落ち着いてくるとは思いますが、これが落ち着かないようであれば経済にとってもいいことはないでしょう。この前の雇用統計の結果を受けて、FRBは強力な引き締めに対して何の躊躇もなくやってくることでしょう。なので今回の消費者物価の値がまた強いものであれば9月の利上げについても緩めるというの可能性はさらに低いものとなると思います。今のところは9月は75bpでの利上げの可能性が高いとみていますが、どうなるのかといったところです。さすがに100bpということはないような気はしますし、労働市場が好調なことを考えれば50bpという選択肢も低いでしょう。そういう意味では75bpでの利上げという結論になる可能性はかなり高いと思っています。なので今回の消費者物価の数値がどのようなものであってもこの結論が変わる可能性は低いような気はしますが、市場がどのような反応をするのかは気になるところです。