楽天銀行のSPUが改悪。楽天ポイントの改悪はどこまでいくのか。

楽天のポイントサービスであるSPUが再び改悪されることになりました。最近は改悪ばかりが起きるためにもう慣れっこになってしまった感がありますが、非常に残念なニュースです。楽天ポイントは利用している人も多く、変更によって影響を受ける人もたくさんいることでしょう。というわけで今日は再び発表された楽天銀行のSPU改悪についてみていきたいと思います。

SPUとは

SPU(スーパーポイントアップ)とは対象サービスを利用することにより楽天市場での買い物時のポイントが上昇していくサービスのことです。楽天が提供している多くのサービスでこのSPUは設定されており、うまく使うことでよりお得に楽天市場で買い物ができるようになっています。

楽天市場

SPU(スーパーポイントアッププログラム)の基本情報について知りたい方はこちら。楽天市場のポイントキャンペーンと合わせた…

楽天銀行のSPUが改悪された

そのSPUですが、最近はたびたび改悪が発表されてきました。元々他社に比べて圧倒的にポイントサービスが優れていただけに仕方のないことなのかもしれませんが、利用者としては寂しい限りです。そして今回、楽天銀行でのSPUが変更されることになります。詳細は以下の通りです。

引用:楽天銀行より

これまでは楽天銀行で楽天カードの利用代金の引き落としを設定するだけでSPUが1倍獲得することができました。しかし、今年の7月からはこの倍率が0.5倍となります。そして新たに楽天銀行で給与の受け取りをすると0.5倍のSPUが獲得できるようになりました。元々楽天銀行で給与の受け取りをしていた人や、給与の受け取りを楽天銀行へ設定できる人にとっては現状維持のために影響はありません。しかし、給与の受け取りを楽天銀行にしておらず、かつ変更もできない人にとっては改悪となり、非常に残念な結果となってしまいます。

月間獲得上限ポイントも改悪

また月間獲得上限ポイントについても変更があります。

引用:楽天銀行より

これまでは会員ランクによって受け取れるポイントの上限が異なっていましたが、7月からはすべての会員は上限が5000ポイントとなります。なので50万円以上の買い物をする場合は今までよりも獲得できるポイント数が大幅に減ってしまうことになります。楽天市場で50万円の買い物をするということはそうそうないような気がするのでほとんど影響はないとは思います。しかし、大きな買い物をする際にはもらえるポイントが大幅に減ることになるので注意しましょう。特にポイント還元は割合で決まってくるので、大きな買い物になればなるほどその影響は大きくなります。したがって、この変更の影響というのはほとんどないでしょうが、対象となったときには非常に大きな損をすることになるという意味では残念な変更です。

まとめ

今日は楽天銀行のSPU改悪についてみてきました。楽天のサービス改悪はどこまで行くのでしょうか。本当に最近は楽天については悪いニュースばかりでいい話はほとんど聞きません。よほど経営状態がよくないのかもしれませんが、あまりこのような状態が続くようだと顧客の流出も起きてくるでしょうから、何とか頑張ってほしいものです。今のところはまだ大きな影響もないとは思いますが、消費者は非常に残酷です。いいサービスが見つかれば簡単に楽天から離れていくでしょう。長年楽天を利用してきたものの一人としてそうなってしまうのは非常に寂しいです。何とか踏ん張ってほしいと本当に思っています。