楽天ふるさと納税の控除上限額のシミュレーションが低くなる件について

今年度ももう終わるので最後のふるさと納税をしようと思い、ネットで寄付上限額を計算しようと思ったら、楽天ふるさと納税のサイトの計算結果が明らかにおかしくなっていた。異常に上限額が低くなってしまうのです。何度やっても同じ結果で、どうやっても変わらない。もちろんすべてのサイトの結果が同じになるということはないです。多少の誤差はあるのは仕方ないが、楽天ふるさと納税のサイトの結果だけは本当に異常に低くなる。ネットで検索してみると同じような結果になっている人も多いらしく、困っている方も多いのではないかと思います。なんとか原因はわかったので今日はそのことについて共有していきたいと思います。

ふるさと納税のシミュレーションについて

ふるさと納税は自己負担2000円で様々な返礼品をもらうことができるため、毎年多くの人が利用している制度です。自己負担2000円で利用できる上限額というのは人によって違うため、自分がどのくらいの金額までお得に利用できるのかを調べる必要があります。税理士など税金に詳しい人なら自分で計算できるかもしれませんが、一般の人ではなかなか正確な数字を計算するのは厳しいでしょう。なのでこの上限額が簡単に調べることができるサービスというものがネット上にはたくさん存在します。特にメジャーなふるさと納税ポータルサイトには必ずと言っていいほど掲載されていますので、利用している人も多いでしょう。ただ、その金額というのはあくまで目安であり、正確なものではありません。当然サイトの方でもその金額について保証しているわけではないので、最終的には自己責任で判断する必要が出てきます。なので大抵の場合、いくつかのサイトで同じように計算をして確認をするというのが簡単で確実な方法で、そのようにしている人も多いことでしょう。

なぜか楽天ふるさと納税のシミュレーションだけ異常に低くなる

このようにしていくつかのサイトで計算すれば、入力ミスなどがない限り同じような結果になり、大体の上限金額がわかります。しかし、今回は少し違いました。楽天ふるさと納税のサイトの結果だけが異常に低かったのです。

ふるさとチョイスでのシミュレーション
楽天ふるさと納税でのシミュレーション

これは楽天ふるさと納税とふるさとチョイスのシミュレーション結果を比較したものです。異なるサイトのシミュレーション結果が完全に一致するということはまずありませんが、ここまで結果が異なるということも普通ありません。大抵は7万円程度だったら数千円程度というところでしょう。しかし、今回の結果ではふるさとチョイスでは8万円弱なのに対し、楽天ふるさと納税では5万円強と約2万6千円ほどの差となっていました。これは明らかにおかしい数字です。

原因はダブル控除

このままでは正確な数字がわからず、ふるさと納税ができません。しかし、ネットを見てみると同じような問題に出くわした人は結構いるようでした。なのでいろいろ調べていくうちにやっと答えを見つけることができました。

小さな会社の経理・会計・経営が得意! 税理士法人エム・エム・アイ スタッフブログ

関連する記事 所得税率の変動により、ふるさと納税が2,000円の自己負担で済まないケース 住民税部分の問題で自己負担が2…

こちらの税理士法人のサイトではいろいろなふるさと納税のシミュレーションの違いについて詳しく解説がされています。そして楽天ふるさと納税の項目にはこんな文章が載っています。

楽天様のシミュレーションには、「年末調整済の場合は以下の控除の額面は0円としてください」って書いてあるんですが、上で「所得控除の合計額」を入れたら、下の各種控除の金額は入れないでねっていう意味です。(丁寧に書くと所得控除の合計額に加算されてない控除だけ入れてね、という意味)

小さな会社の経理・会計・経営が得意! 税理士法人エム・エム・アイ スタッフブログ 各ふるさと納税サイトのシミュレーションの違いを解説 より

つまり、楽天ふるさと納税のシミュレーションでは基本情報のところの給与所得控除後の金額や所得控除額の合計額を入力した場合、下の方にある控除情報の入力欄の赤字て「下記項目は年末調整で計算していない場合に入力してください」となっている以下の項目は記入してはいけないのです。つまり両方入力してしまうと控除をダブルで入力してしまったことになり、計算がうまく行かないのです。

赤丸の部分

私も控除のダブル入力状態になっていたので、下の控除情報にある社会保険控除などを入力せずに計算したら以下のようになりました。

控除を入力せずに計算

まだ若干高いような気はしますが、さっきよりはだいぶマシになりました。これならまあ、安心かなと思います。

まとめ

今日は楽天ふるさと納税のシミュレーションについて見ていきました。最初はもうこの低い方に合わせるしかないのかなとかなり悩んだんですが、結果的には問題解決に至ったので良しとします。楽天ふるさと納税のサイトでは給与の他に譲渡所得も合わせて計算できるようになっているので非常に重宝します。譲渡所得も合わせて計算できるのはいまのところ楽天ふるさと納税のサイトとふるさとチョイスだけではないかと思います。なので株式投資をしている人にとってはこの2つのサイトがきちんとあっていないと非常に困ったことになってしまいます。他のサイトでも譲渡所得を合わせた金額を計算できるようになっていればここまで苦労することはなかったと思いますが、現状は無理なようです。各サイトの担当者の方々、なんとかしていただけないでしょうか?まあ、とりあえず解決できてよかったです。おそらく同じような悩みをかかえている人もいると思いますので、参考になれば幸いです。