バフェット氏がまた日本株を買おうとしている?

新しい年も始まり、今年がどのような都市になるのか楽しみでもあり、不安でもあります。政治や経済状況など様々なリスクがあり、どのようになるかは正直わからないといったところです。ただ、それではつまらないので今日は面白いニュースを見たのでそれを紹介したいと思います。なんとウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャーハサウェイ社が円債の発行を準備しているというのです。以前もバフェット氏は日本の商社の株を買い、投資家を驚かせたことがありました。今回もそのようなことが起こるのでしょうか。

記事について

そのニュースは1月5日のThe Financial Pointerに掲載されました。

この記事によると、ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャーハサウェイ社が円債の発行の準備をしているというのです。今回のことをもって以前総合商社を買った時のように日本株を購入すると決まったわけではありません。しかし、その可能性についても今の段階では否定もできないでしょう。それについてはバフェット氏のみ知るというところなので何とも言えませんが、いろいろ想像してしまうところです。

金利差を利用した投資ではないような気がする

以前は日本の低金利を利用して円で大量の資金を調達し、その他の高金利の通貨で運用するというような方法もありました。しかし現在は日本だけではなく米国でも超低金利であり、実質金利を考えると現在は10年ものでは米国の方が低金利の状態です。なので、そのような理由での円債発行ではないではないかと思います。

日本株が割安であることは間違いない

そうなると本当に日本株への投資があるのではないかと期待してしまいます。ここでも何度も言っていますが、日本株は現在非常に割安な状態で放置されています。過去最高益を上げている企業もたくさんありますし、業績予想も良好です。さらにこれから経済活動再開により多くの分野で業績改善が見込まれています。このような状況を考えればバリュー投資家であるバフェット氏が日本株に興味を持ったという可能性もないこともないのかなと思います。

まだ決まったことは何もない

いずれにせよ、現在わかっていることは円債の発行の意向があるというだけです。まだ発行したわけではありませんし、日本株への投資も当然まだしていません。なのでこの記事をもって日本株が買いだとか、バフェット氏が買いそうなものは何だというのはちょっと早いかなと思います。しかし、個人投資家としては非常にワクワクするニュースであり、とても興味があるところです。ぜひこの件についてはフォローしていきたいなと思います。

まとめ

今日はバフェット氏が円債を発行するかもしれないというニュースについて述べました。何度も言いますが、まだ円債を発行したわけではありませんし、日本株を買ったわけでもありません。そもそも日本株を買うために円債を発行するのかどうかもわかりません。実際以前も円債で資金調達しても投資をしなかったこともあるそうです。なのであまり気にしすぎない方がいいでしょう。しかし、少なくとも世界有数の著名な投資家が円に対して興味を持ち、投資する意向があることは間違いないので、日本人としては非常に勇気をもらえるニュースだと思いました。何かと日本株については悲観的な話題が多くなりがちですが、非常に割安であるということは間違いありません。なので日本株に投資する気がなかった人も少し検討してみてもいいのではないかと思います。私もなぜバフェット氏が円債の発行をするのか少し考えてみるつもりです。まあ、私ごときにバフェット氏の本心が分かるわけがありませんが、こういうことを考えるのも楽しいものです。